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カンボジアYES奨励賞

カンボジアYES奨励賞2010 授与式レポート

第3回カンボジアYES奨励賞
2010年度は4名の学生に奨励賞が贈呈されました。


 3回目を数えるカンボジアYES奨励賞の授与式は、2011年2月10日にプノンペンにあるカンボジア日本人材開発センターの講堂で開催。本年度も、2大学の理工系学部に学ぶ優秀な学生の中から、学業成績に加え、面接と論文などを総合審査し、最優秀の4名にYES奨励賞を授与しました。
 授与式は昨年に続く盛況ぶりで、政府や大学関係者の他、受賞者の家族など300名以上が集いました。主賓で親日家のピット・チャンナン教育大臣が「戦争復興を遂げた日本は我々カンボジアの先輩。その日本の財団が設けてくれたこの賞は、学生にとって大きな励みとなる」と謝意を表された後、1時間近く希望を抱く学生達への期待を語られました。
 授与式に出席した学生から受賞者に向けられる羨望のまなざしから、YES奨励賞に向ける期待の大きさが見て取れました。


<来賓祝辞>

ピット・チャンナン 氏
カンボジア王国教育省大臣


 この賞は将来を担う人材を育成し、社会の発展に寄与する賞です。正しい道を歩む子供を見ることは親にとっては大きな喜びであり、それを支援してくれるこの賞は貴重です。
 本田宗一郎氏は高等教育を受けていませんが、Hondaを創業し世界中で親しまれる商品を提供し続けました。つまり、学校での勉強も大事ですが、人間の行動を分析し、何事にも興味を持ち、考え、知恵を出すことはより大切なのです。科学技術は環境や社会、人間生活を壊さずに進歩すれば、将来、魔法のように人間の生活に貢献してくれるでしょう。
 日本は、地震、台風、火山噴火などの自然災害に度々襲われてますが、優秀な科学技術を持っているからこそ、世界のスーパーパワーであり続けています。受賞学生は、我が国と同じ仏教国である日本留学の機会をつかみ、専門分野のみならず、様々な技術や文化に触れ、学び、切磋琢磨し、わが国の将来を担う科学技術リーダーになってほしいと思います。

川村 裕 氏
在カンボジア日本大使館 公使


 第二次世界大戦後の日本は人材の育成に励み、そこで育てられた若者が様々な分野で技術革新を支えてきました。内戦が明けた1991年以降のカンボジアも同じ道を歩んでいるように感じます。人材の育成は経済発展に不可欠です。科学技術系学生を支援するこの賞の存在は、人材育成の基盤作りにつながるものであり嬉しく思っています。

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