ラオスY-E-S奨励賞概要
協力:ラオス日本人材開発センター(LJI)
※受賞者・ご来賓の所属・役職・プロフィール内容は贈呈式当時のものです。
ラオスY-E-S奨励賞2010授与式レポート
第3回ラオスY-E-S奨励賞
2010年度は2名の学生に奨励賞が贈呈されました。
3年目となるラオスでのY-E-S奨励賞は、本年度もラオス国立大学理工学部の学生の中から、学業成績に加え、面接と論文などの総合審査で最優秀2名を選び表彰しました。
授与式は、2011年1月14日にビエンチャンのラオス国立大学工学部講堂で開催。授与式前には同国の国営テレビが同大学のサイコン副学長、本田財団の原田洋一常務理事及び受賞2学生にインタビュー。授与式の模様とあわせて、ラオス日本センターが同局に持つ番組の中で大きく紹介されました。
過去2年間にラオスY-E-S奨励賞を受賞した計4学生の内、3名がマレーシア、フィリピン、タイに留学中であることからも、同賞が優秀な学生の更なる可能性を引き出す一助になっていることがうかがえます。
2010年度は2名の学生に奨励賞が贈呈されました。
3年目となるラオスでのY-E-S奨励賞は、本年度もラオス国立大学理工学部の学生の中から、学業成績に加え、面接と論文などの総合審査で最優秀2名を選び表彰しました。
授与式は、2011年1月14日にビエンチャンのラオス国立大学工学部講堂で開催。授与式前には同国の国営テレビが同大学のサイコン副学長、本田財団の原田洋一常務理事及び受賞2学生にインタビュー。授与式の模様とあわせて、ラオス日本センターが同局に持つ番組の中で大きく紹介されました。
過去2年間にラオスY-E-S奨励賞を受賞した計4学生の内、3名がマレーシア、フィリピン、タイに留学中であることからも、同賞が優秀な学生の更なる可能性を引き出す一助になっていることがうかがえます。
<来賓祝辞>
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サイコン・サイナシン 氏
ラオス国立大学副学長
本田財団が今年も科学技術を学ぶラオス国立大学の学生を支援下さったことに対して、大学を代表して御礼申し上げます。近年の発展目覚ましくも未だ開発途上にあるわが国にとって、国の将来を支える基礎となるのが科学技術です。受賞者には、わが国の将来を担うべく、副賞である多額の奨励賞金を、自らを研鑽するために有効活用してほしいと思います。また、授与式に出席する学生の皆さんにも、受賞者に負けず、夢を抱いて勉学に励まれることを心から期待しています。
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小林 茂紀 氏
在ラオス日本大使館 参事官
戦後間もない日本で、本田宗一郎氏によって創業された本田技研工業は、世界を代表する機械工業の会社です。最近はロボット開発においても世界トップの位置にあります。この本田技研工業を創り上げた本田宗一郎氏と実弟弁二郎氏が、私財を投げ打って1977年に設立した本田財団は、単に科学技術・工学の発展を目指していたのではなく、人間と自然環境が調和する「エコテクノロジー」を追求することを目的としています。
ラオスは現在急速な経済成長を遂げていますが、ここに集まった工学を勉強する皆さんも、工学技術を追求しつつ、その工学技術が環境保全・環境保護にどのように貢献できるのか、ということを考え、今後も勉学・研究に励んでいただければ、と期待しております。
最後に、今回の選考及び授賞式を実施するにあたり、多大なるご尽力を頂きましたラオス国立大学工学部関係者の皆様に対し敬意を表し、また、今後もラオスにおける科学技術分野の教育がさらに発展していくことを祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。
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