2023
Get Togetherを開催
日本に留学・在留中のY-E-S奨励賞受賞者たちが集まる「Get-Together」を2023年7月15日に開催し、全国各地から17名が参加しました。当財団事務所が移転してから初のイベントとなり、真新しいオフィスの会議室を会場に行われました。今年はイベント開催前にチーム分けを行い、事前課題として社会問題に対する「問い」をグループごとに設定。当日は参加者が対面で議論しながらプレゼンテーションを作成し、発表を行いました。各グループはリサイクルや深海開発、AI(教育や活用方法)など多岐にわたる社会問題を「問い」として設定し、自分たちで課題や解決に取り組むアイディアを出し合い、発表しました。また、後半ではHonda Welcome Plaza Aoyamaに移動し、Honda製品や企業の歴史に触れ、クイズ大会を行いました。
本田財団にて記念撮影
当財団業務執行理事の狩野光伸が
各グループの議論に参加し、アドバイスを行った。
2022
Honda八重洲ビルで3年ぶりに開催
コロナ禍で開催中止が続いていた、日本に留学・在留中のY-E-S奨励賞受賞者たちが集まる「Get-Together」ですが、2022年7月に3年ぶりの開催に漕ぎ着け、全国各地から17名が参加しました。本年度は新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、当財団のあるHonda八重洲ビルを会場とし、午前中は本田財団の歴史やY-E-Sプログラムのレクチャーを受けた後、自己紹介オリエンテーリングを通して交流を深めました。午後は6チームに分かれ、「THE SDGsアクションカードゲームX(クロス)」を使ったワークショップを行いました。食と水産資源の保全、所得低下と学びの機会確保など、現代社会でトレードオフとなってしまう課題に対し、チームごとに解決策を発表。予定時間のぎりぎりまで議論が盛り上がるなど、実りある交流となりました。
(写真を撮る際だけマスクを外して撮影しています)
Honda八重洲ビルにて記念撮影
2019
Get Togetherを開催
2019年6月、留学やインターンを目的に来日しているY-E-S奨励賞受賞者たちが集まる「Get-Together」を開催しました。本年度は全国各地の大学・研究機関に通う25名が参加しました。当財団のあるHonda 八重洲ビル前に集合した参加者は、バスにて栃木県にあるツインリンクもてぎを訪問。移動中は自己紹介やクイズセッションを通して国を超えた交流が行われました。ホンダコレクションホールでASIMOのデモンストレーションを見学した後、電気自動車の組み立てワークショップを体験しました。今回のプログラムを通して参加者はHondaの創業者である本田宗一郎の哲学に触れることとなり、終始質問があがるなど有意義な時間となりました。
参加者全員で記念撮影
電気自動車の組み立てに挑戦する参加者
2018
交流会およびロボティクス技術体験会
2018年6月、Y-E-S 奨励賞受賞者たちが集まる「Get-Together Meeting」が開催されました。本年度は19名が参加しました。午前中の交流会では自己紹介の後、日本の製造現場における3S(整理・整頓・清掃)の実践や、15本のストローとハサミだけを使って自立式タワーを作るグループワークを実施。参加者たちは出身国を超えて交流を深めました。午後は地下鉄で本田技研工業(株)青山ビルを訪問。ロボティクス技術を活用した歩行アシスト機器の体験やASIMOとUNI-CUBのデモンストレーションを見学しました。参加者たちは開発者に対して積極的に質問を投げかけるなど、有意義な時間を過ごしました。
15本のストローで自立式タワーを作る
グループワークに挑戦
歩行アシスト機器を体験する参加者
2017
ツインリンクもてぎおよび本田技術研究所四輪R&Dセンター見学
2017年6月、Y-E-S 奨励賞受賞者たちが集まる「Get-Together Meeting」が開催されました。本年度は17名が参加し、1泊2日の旅程で行われました。当財団のあるHonda 八重洲ビルの一室に集合した参加者は、バスにて栃木県にあるツインリンクもてぎを訪問。到着後に行ったワークショップでは、自己紹介やクイズセッションの後、チームごとに日本の観光ルートを企画してプレゼンテーションを行うなど、各チーム国を超えた交流が行われました。翌日は朝からホンダコレクションホールやサーキット体験走行をした後、本田技術研究所(株)四輪R&Dセンターを訪問。グローバル製品の開発現場を間近に見学できるとあって、参加者からの質問が絶えない、有意義な見学となりました。
グループワークの結果をチームごとに発表
四輪R&D センター正面ではNSX が参加者を迎えた
2016
交流会およびHonda埼玉製作所 狭山完成車工場見学
2016年6月20日に22名のY-E-S奨励賞受賞者のために 「Get-Together Meeting」が開催されました。プログラムは交流会とHonda埼玉製作所狭山完成車工場見学でした。午前中に行った交流会では、参加者がゲームを通じ楽しみながらお互いをよく知ることができました。午後は自動車製造の実際の工程を見るために、Honda埼玉製作所狭山完成車工場を訪問しました。開催後には、参加者より交流の時間をもっと増やしてほしいという要望が上がるなど、高い評価を得ることができました。
「3語で自身の特徴を述べる」ゲームを
楽しむ受賞者たち
狭山工場では最新の自動車生産ラインを見学
2015
さいたま市のHondaスマートホームシステム見学
2015年6月12日にY-E-S奨励賞受賞者たちの"Get-Together Meeting"が開催されました。本年度は全国各地からベトナム、インド、カンボジア、ラオスのY-E-S奨励賞受賞者たち13名が参加しました。当日のプログラムは、埼玉県さいたま市の本田技研工業株式会社のスマートホームシステム実証実験ハウスを見学。家庭で使用する電力を、ハウス内に設置されたガスエンジンコージェネレーションユニットや太陽電池だけでまかなう省エネマネジメントの仕組みや、電気自動車の非接触充電デモを見学。夜には東京に戻り本田財団役員が参加して会食を実施。参加者同士が日本での暮らしぶりや研究活動を語り合うなど、国を越えた交流が行われました。
UNI-CUBの試乗はY-E-S奨励賞受賞者の間で
とても人気がありました
スマートホームシステムによる実験ハウスの前で
2014
本田技研工業株式会社埼玉製作所寄居工場見学
2014年6月13日、来日して勉強しているY-E-S奨励賞受賞者たちが集まる"Get-Together Meeting"を開催しました。本年度は全国各地の大学・研究機関に通う15名が参加しました。当日は、埼玉県寄居町にある本田技研工業株式会社埼玉製作所寄居完成車工場を見学。環境に配慮した最新鋭の自動車製造ラインを目の当たりにし、見学中は参加者から多くの質問が上がりました。夜には東京に戻り本田財団役員が参加して会食を実施。参加者同士が日本での暮らしぶりや研究活動を語り合うなど、国を越えた交流が行われました。
本田技研工業株式会社埼玉製作所寄居完成車工場
本田財団役員との会食
2013
江戸東京博物館とHonda青山本社見学
2013年6月14日、13名のY-E-S奨励賞受賞者たちが集まる最初の"Get-Together Meeting"を開催しました。参加者は江戸東京博物館を観光した後、Honda青山本社にてASIMOのデモンストレーションを見学しました。また日本食での会食時にはY-E-S奨励賞受賞者たちが日本での暮らしぶりや研究について意見を交換しました。この会議は毎年定期的なイベントとして開催され、Y-E-S奨励賞受賞者の異なった国々の仲間たちの貴重な意見で活発な交流になることを期待しています。
Y-E-S奨励賞受賞者はASIMOデモンストレーションを楽しみました