インドY-E-S奨励賞概要
協力:ホンダカーズインディア
※受賞者・ご来賓の所属・役職・プロフィール内容は贈呈式当時のものです。
インドY-E-S奨励賞2007授与式レポート
第1回インドY-E-S奨励賞授与式は2008年2月18日にニューデリーで開催され、
5名の学生に奨励賞が贈呈されました。
2006年ベトナムで開催したY-E-S奨励賞は、2007年急速な発展を遂げつつあるインドにおいて新たに活動をスタートさせました。
インド開催の初年度にあたる『第1回インドY-E-S奨励賞』は、2008年2月18日、ラディソンホテルにて授与式を行ないました。本年はインド上位3大学の理工系学部に学ぶ応募学生の中から学業成績に加え、面接と論文を含む総合審査により厳選し、最優秀の5名を表彰しました。
当日は、2007年ノーベル平和賞を受賞した国連IPCC議長のラジェンドラ・パチャウリ博士、内閣特別顧問の黒川清博士にご出席いただくなど、各大学の代表者、受賞者の家族や友人、また現地のテレビ局をはじめ多くの報道陣で賑わいをみせました。
授与式は、日本とインドを代表して黒川博士とパチャウリ博士から祝辞をいただくなど、大変時を得た式となり、インドY-E-S奨励賞がもたらす科学文明のバランスの取れた発展と日印の交流を深める大きな期待とともに閉会しました。
5名の学生に奨励賞が贈呈されました。
2006年ベトナムで開催したY-E-S奨励賞は、2007年急速な発展を遂げつつあるインドにおいて新たに活動をスタートさせました。
インド開催の初年度にあたる『第1回インドY-E-S奨励賞』は、2008年2月18日、ラディソンホテルにて授与式を行ないました。本年はインド上位3大学の理工系学部に学ぶ応募学生の中から学業成績に加え、面接と論文を含む総合審査により厳選し、最優秀の5名を表彰しました。
当日は、2007年ノーベル平和賞を受賞した国連IPCC議長のラジェンドラ・パチャウリ博士、内閣特別顧問の黒川清博士にご出席いただくなど、各大学の代表者、受賞者の家族や友人、また現地のテレビ局をはじめ多くの報道陣で賑わいをみせました。
授与式は、日本とインドを代表して黒川博士とパチャウリ博士から祝辞をいただくなど、大変時を得た式となり、インドY-E-S奨励賞がもたらす科学文明のバランスの取れた発展と日印の交流を深める大きな期待とともに閉会しました。
<来賓祝辞>
-
黒川 清 博士
内閣特別顧問
1990年代に始まったグローバリゼーションは、私たちに恩恵をもたらした一方で、その負の側面も明らかになってきました。環境破壊や「持てるもの」と「持たざるもの」の格差の拡大などです。本田宗一郎氏は、「どんなに高い技術を追求していても、高尚な思想がなければ意味がない」という考えのもと、明確なビジョンと情熱を持って仕事に臨んでいました。受賞者の皆さんも、この賞を通して宗一郎氏の精神を継承し、グローバル化の弊害を解決するような、より良い世界の構築に貢献していくことを願います。
-
ラジェンドラ・パチャウリ 博士
国連IPCC議長
宗一郎氏の“The power of dreams”の精神にとても共感を覚えます。人類が成し遂げてきたことは、すべての根本に「夢」があるからです。ガンジーも「インドは自由であるべき」という夢を持ち、非暴力の手法で自由を勝ち取りました。インドは今、欧米型の発展を追求していますが、その一方で、国内で五億人以上がエネルギーへのアクセスが全くない状況にあり、GDPの10%が環境破壊により失われています。こうした現実を常に忘れずに、NGOや企業など様々なステークホルダーとの共同作業により、人類に幸福をもたらす夢の実現を期待します。
インドY-E-S奨励賞概要 | 概要 | 授与式レポート | 受賞者一覧 |
---|