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懇談会レポート

2020年01月22日

第151回
「文系と理系、21世紀から振り返る『2つの文化』問題」
2020年1月22日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
学問分野を語るにあたり、長らく用いられてきた「文系」と「理系」の枠組みは、ともすれば知識の分断に結びつくとも考えられ、近年では領域を横断した研究活動が「学際的」と表現されることもあります。科学技術史を専門とする隠岐氏は、世界で広く共有されている学問の三分類として自然科学(物理・化学・生物学等)、人文科学(文学・哲学等)、社会科学(法学・経済学・社会学等)が生じた経緯を中世から近代まで辿り、学問分野の体系が移り変わる様子を解説するなかで「20世紀に入ると、自然科学の専門職業化による『科学者』という言葉の誕生、学問分野の女性が占める割合の多寡、自然科学・技術への政策的投資増大といったことが学問の二分を強める結果につながった」と指摘しました。また、世界的に人文・社会科学が研究・イノベーション政策の対象となり、社会に研究成果を還元することが求められるなか「地球や宇宙といった自然を正確に把握するのを得意とする自然科学、人間がよりよく生きる答えを探求するための人文・社会科学。文・理を越えた学際研究は今後も進むが、それぞれ別の使命があったことも忘れてはいけないのではないか」と語りました。

隠岐 さや香氏
名古屋大学大学院 経済学研究科 教授


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