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懇談会レポート

2014年12月02日

第132回
「酒と蕎麦から学ぶ先進ものづくり〜日本が技術立国として復権するために」
2014年12月2日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
古川氏は、(株)本田技術研究所で長く自動車やロボットの制御技術の研究に従事していました。

戦後、技術立国として成長を遂げた日本のものづくりは近年目立った成果を残せずにいます。古川氏はその原因を効率至上主義によってムダや余裕を一切排してしまった開発・生産プロセスにあると指摘。時間をかけてきめ細かい心遣いを念頭に置く日本人の特性と、現代のものづくりが目指す方向性が一致していない現状に警鐘を鳴らします。
講演では日本の酒造技術を引き合いに、大陸伝来の製造手法を現場ベースで集団知を結集させ、時間をかけて日本の風土に最適化させてきた歴史を紹介。現代においては「競争」から「共創」に概念をシフトし、管理しすぎない技術開発による遊び心あふれる創造を許容する、スロー・エンジニアリングの重要性を語りました。
質疑応答の後に開かれた懇談会では、古川氏と有志が準備した手打ち蕎麦と日本酒が振る舞われ、日本の伝統文化と技術革新の親和性をテーマに各所で議論の花が咲きました。
古川 修氏
芝浦工業大学大学院特任教授

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2014-4

2014年08月26日

第131回
「日本経済の潜在成長力:アベノミクスの可能性と課題」
2014年8月26日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
小島氏は日本経済新聞社の記者職を経て、日本経済研究センターの参与として国内外の経済状況を幅広く考察する研究者として活躍されています。
安倍晋三内閣による経済政策・アベノミクスは世界から注目を集めています。バブル経済崩壊後の日本経済は低迷を続け「失われた20年」とも言われる一方、世界の国々は大胆な経済政策を打ち出してきたと小島氏は語ります。
現在、安倍政権になって以降、株価は回復基調にあり、「3本の矢」政策は一定の成果を上げています。今後の景気回復を現実のものとするためには技術革新が欠かせないと指摘。ただし、日本ではイノベーションという言葉が個別技術の革新性を指すことに対し、本来は「技術革新によって付加価値を生み出す」意味である点を解説。アベノミクスの3つ目の課題である構造改革の成否はイノベーションにかかっていることを強調しました。
景気回復、経済動向という旬の話題であったことから、会場には多くの参加者が詰めかけ、時間を超過するほど多くの質問が寄せられました。
小島 明氏
公益社団法人 日本経済研究センター参与

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2014-3

2014年06月30日

第130回
「暴れる地球を理解する」
〜地震を予知するための新しい考え方と取り組み〜
2014年6月30日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
阪口氏は、粒状体力学の専門知識を活用した地震予知の手法確立に挑む研究者として注目を集めています。地震の力学的原因は、地球内部に溜まった熱とされていますが、その動きを直接観察することはいまだ不可能です。阪口氏は地震計では地震発生後のデータ解析しかできず、動物の異常行動に代表される前兆現象も地震発生との因果関係は不明瞭であると指摘。実証実験を行うことが難しく、地震予知は科学として認められにくいのが現状と解説します。
そこで、地震発生前に海底プレートの表面に現れる「シワ」の状況を1000分の1ミリ単位で測定できる水中レーザーの活用で地震予知の可能性がひらけると説明します。実用化にはまだ多くの課題があるため、地震予知研究をこうした新技術を採りいれかつ他分野への応用にもつなげる絶好のイノベーション機会と捉え、海洋国家日本こそ水中レーザーをはじめとした技術開発に注力するべきと訴えました。
地震という日本にとって身近な自然の脅威をテーマとした講演には多くの参加者が訪れ、活発な質疑応答が行われました。
阪口 秀氏
独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC) 数理科学・先端技術研究分野長

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2014-2

2014年03月04日

第129回
「日本のおもてなしを変える、自社一貫製造『ロイヤルブルーティー』」
〜新しいお茶文化のマーケット創造〜
2014年3月4日 東京會舘
吉本氏が社長を務める会社は、一本数万円という高級日本茶を販売しており、航空会社の国際線ファーストクラスや、ミシュランの三ツ星高級レストランなどで提供されるほどに成長、吉本氏自身も起業家として注目されています。
吉本氏は、本物の日本茶の味を世界中に伝えたい、そしてペットボトル飲料の普及で衰退している高級日本茶農家を救いたいという想いが、起業のきっかけだったと語られました。そしてお茶をワインボトルに入れることで、何百人にでも同時に同じ味を提供できるようにした斬新な発想や、お酒を飲めない・飲める人も皆平等に楽しめる非日常シーンの創造に向けた取り組みも紹介されました。
懇親会では同社のお茶3種が振る舞われ、これまでと全く異なるお茶の味に参加者からは感嘆の声が聞かれ、会話に花を添えていました。
吉本 桂子氏
ロイヤルブルーティージャパン株式会社 代表取締役社長

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2014-1

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