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懇談会レポート

2019年03月12日

第148回
「太陽と惑星と生命と」
2019年3月12日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
常田氏は太陽物理学、飛翔体天文学を専門とし、90年代から2000年代に太陽観測衛星を開発、現在は「すばる望遠鏡(ハワイ)」や「アルマ望遠鏡(チリ)」などの大型観測プロジェクトを率い、日本の天文学を世界トップに引き上げた研究者です。天文学が発展する礎は、望遠鏡の性能向上にあり、その技術開発を担っているのが国立天文台です。高い集光力と解像度の実現した日本の大望遠鏡が、天文学の研究領域を格段に拡げたと常田氏は話します。例えば、太陽系外縁の小天体が恒星を隠す時間と恒星の明るさを観測することで、その存在が確認できる掩蔽(えんぺい)と呼ばれる手法は、望遠鏡の高性能化によって実現したものです。常田氏は小天体を観測する理由を、惑星の起源を知るためと解説。小天体はいわば惑星の卵。卵には惑星の元となった材料や情報が含まれています。今、天文学では『地球は宇宙のなかで生命が存在する唯一の存在ではない』とする考え方が主流です。その実証に向け、国立天文台は5カ国共同の30m望遠鏡計画に参加。太陽系外の惑星に生命が存在する環境が発見されれば、人類のような生命体の存在有無が新たな課題になるだろうと、常田氏は天文学の将来像を示しました。

常田 佐久氏
自然科学研究機構 国立天文台 台長


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2019年01月28日

第147回
「長寿社会の課題と可能性」
2019年1月28日 コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
秋山氏の専門であるジェロントロジー(老年学)とは、人間の高齢化にともなって生じた社会的課題を研究するもので、医学、心理学、社会学を中心に、哲学や経済学、政治学など学際性の高い学問分野です。世界の中でも最も早くから高齢化の課題に直面している日本は、この分野のトップランナーになれる可能性があります。秋山氏が千葉県柏市で行なった既存の都市コミュニティによる社会実験「長寿社会のまちづくり」では、社会の中で役割を求めているシニア世代に、自宅から徒歩や自転車で出かけられるエリアに就労の場を設けました。体力や自分の都合に合わせて自由に勤務できる仕組みは、人生100年時代のセカンドライフを充実させる新しい働き方といえます。また、秋山氏が関わる生活者(ユーザー)と共に企業、行政、大学が長寿社会に必要なモノやサービスなどを共同開発するプラットフォーム「鎌倉リビングラボ」では、ホームオフィス用家具や高齢者向け新型モビリティの開発が進められています。秋山氏はこうした取り組みを例に、日本は高齢社会をテーマとしたイノベーションによってビジネスを創出し、基幹産業化できるだろうと展望を語りました。

秋山 弘子氏
東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授


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