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贈呈式レポート

※受賞者・ご来賓の所属・役職・プロフィール内容は受賞当時のものです。

2008年本田賞 贈呈式レポート

2008年11月17日、帝国ホテル

2008年本田賞贈呈式は、11月17日東京の帝国ホテルにおいて在外交館関係者、政府政策担当者、学識経験者、報道関係者など、240名を招き盛大に開催されました。
本年は、世界で初めて収差補正技術を用いて、原子レベルを可視化する電子顕微鏡を開発した、ドイツのプロジェクトチームが受賞しました。


喜びの右からクヌート・ウルバン博士夫妻
マキシミリアン・ハイダー博士夫妻
ハラルド・ローズ博士夫妻

受賞者紹介ムービー

マキシミリアン・ハイダー博士による受賞記念講演

「収差補正による電子顕微鏡の新次元」


マキシミリアン・ハイダー博士

科学者は原子を肉眼で見ることを長年夢見てきました。物質の基本構成を直接見て特性や働きを知るためには、電子顕微鏡の分解能を向上させる必要がありましたが、それに対する私たちの回答が、収差補正という光学技術の採用でした。

記念講演録PDF



ご来賓祝辞

駐日ドイツ連邦共和国
ハンス=ヨアヒム・デア大使

長年、電子顕微鏡の分解能を上げる収差補正理論は、世界の科学者が挑むも不可能とされてきました。しかし受賞された3博士はゆるぎない信念をもとに研究開発を続け、理論的理解から一歩踏み出し見事にツールの開発に成功されました。
日本顕微鏡学会
高柳 邦夫会長

3博士が実用化した収差補正技術により、電子顕微鏡は100年の生を受けたごとく若返り、半導体や金属、バイオ材料の研究に広く活用され、新素材開発などさらに豊かな社会に役立つことでしょう。

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